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もっと自然に、もっと綺麗に、もっとしなやかに
私が美容の世界にはいった頃は、ストレートパーマと言えば、アクリルパネルを何枚も使い、髪を貼り付けて伸ばしていました。
時には薬剤がついた状態でストレーナーという道具を使い、しっかりプレスして伸ばすという施術をしていました。今考えると、恐ろしいくらい髪に負担をかけることが正解とされていました。
髪の毛や薬剤の研究が着々と進み、ヘアアイロンを使用する縮毛矯正が開発されました。薬剤の質だけではなく技術も向上していきました。
現在はクセを伸ばせば良いということだけでは、満足を得られなくなってきております。
しっかりと毛髪診断をして、薬剤を選定します。
クセを取り除く還元剤は、最初につけた髪と最後につけた髪のタイム差がないほうが均等にダメージも少なく仕上がりますので、全頭ブロッキングをします。
髪の毛は全て同じ状態ではありませんので、セクションはもちろん、根元・中間・毛先ごとに還元剤を使い分けます。
2〜4種類の薬剤を準備します。
毛先は保護または塗布無しが基本です。
還元したら、シャンプーで薬剤をしっかりお流しし、アイロン熱からダメージを極限に減らす、ストレートヘア専用のトリートメントを塗布。内部に入り込み、しなやかにする揮発性の高いオイルを馴染ませて、浸透するまで待ちます。
フルウェットもしくはハーフドライ、ほぼドライ状態からツインブラシブローで伸ばしていきます。この時、少しだけテンションをかけます。
髪・クセの状態によって、水スプレーで再度濡らして再形成を行う場合もあります。
ストレートアイロンをします。
この時、テンションはかけずに熱を置くという感覚でまっすぐに整えていきます。
リングコームまたはツインブラシと合わせて、髪が自然に落ちる位置にアイロンします。
酸化剤をしっかり塗布し5分間放置します。この時、シャンプーブースで寝てもらった状態で施術します。
酸化剤をしっかりお流しし、乾かして終了です。
前回の施術から4か月。新生毛のみ還元剤を塗布。カット無しです。
ネープセクションは薬剤をつけず、自然なストレートヘアに仕上がりました。
前回の施術から8か月。
セクションごとに4種類の還元剤を使い分けて施術。艶がでて収まりもよくなりました。
初回からベストの仕上がりを目指しますが、過度なダメージを与えてしまうと修復できなくなります。それだけは避けなければなりませんので、前回より綺麗に仕上げる・次に繋げる技術を優先しております。
「縮毛矯正のプロ」を養成するスクールの門を叩き、毛髪診断、ブロッキング、塗布、ブロー、アイロン、モデル施術を基本からじっくり時間を掛けて、ひたすらトレーニングを繰り返し、自分に落とし込むまで特訓をしてきております。